こんにちは! まにー です。
断捨離して生活をリセットさせたい!と意気込んだものの、家族の反対にあってしまった経験はありませんか?
ひとり暮らしでなく、家族や小さな子どもがいると思うように断捨離できないですよね。
ミニマリストへの道のりは家族がいる場合、時間がかかるものだと思っておくことがポイントです。
今回は「ミニマリスト 捨て変態こと ゆるりまいさん の著書『なんにもない部屋の暮らしかた』」を紹介します。
わたしはこの本から「ミニマリストと家族の暮らし方」のコツを見つけたので、断捨離が思うように進んでいない方はぜひ手に取ってみてくださいね。
あっという間に読める本
まずこの本は109ページと少ないページ数です。
それに加え、写真やイラストが約半分を占めているのであっという間に読めてしまうんです!
集中して本を読む時間がない!という人もパラパラと読んで大丈夫。ちゃんと内容がわかります。
漫画を読むような感覚で読める本です◎
ゆるりまいさんのお家は本当に「なんにもない?」
著者のゆるりまいさんが東日本大震災を被災され家を失って気づいたこと。
- 物が多いと災害時には危険
- 非常時に本当に必要なものは持っていなかった
このことからミニマリストを目指すようになったそうです。
ゆるり家のリビング、キッチン、ゆるりまいさんのお部屋は本当に「なんにもない」です。
まだまだモノに囲まれた暮らしをしているわたしからすれば「本当に生活しいるのか?」と思ってしまうほど。
しかし「なんにもない」状態になるまでには家族との激しい攻防が繰り広げられていたそうです。
ご家族との激しいやり取りも興味深く読んでしまいました。
>>>ミニマリストに近づく!捨ててよかったもの10選【断捨離】
家族の反対への対処法
捨てたいアナタ VS 捨てたくない家族の戦い!
ゆるりまいさんは本の中でこう書いています。
最初は家族の負担を最小限に
「なんにもない」は時間をかけて慣れるもの
なんにもない部屋の暮らしかた
それぞれの部屋(収納スペース)の確保
まずは家族それぞれの収納スペースを確保することが大切です。(=モノの住所を決めること)
自分の部屋がなくても大丈夫。
ゆるりさんの旦那さんは「いたいと思うところが僕のへやになる。」と家にある数か所の収納スペースで生活をされているそうです。
家族のものには口をださない
自分のものを捨てだすと家族のものも「あれ、いらないんじゃない?」と思ってしまうのですが、これはNG。余計に反感を買う原因となってしまいます。
これは気を付けたいですね!
共通スペースには家族皆が使うものだけ
「共通スペースに置いていい物は、家族皆が使うものだけ。それ以外は自分の部屋に持ち帰る」
なんにもない部屋の暮らしかた
わたしはこれを読んだときに、すごくいい考え方だなと思いました。
最初から受け入れてもらうことはきっと難しいでしょう。
しかしこの部分は根気よく伝えていく必要があると感じます。
ミニマルな暮らしは伝染する
まずは自分のテリトリーから捨てていきましょう。
そこからリビングやキッチン洗面所へとじわじわ攻めていきます。
そこで直面するのは「家族がものを出しっぱなしにする」問題。
例えばテーブルに出しっぱなしの爪切り。
他のものもいっぱいテーブルに置いてあったら気になりませんが、もし爪切りだけがテーブルにあったら?
爪切りがめっちゃ目立ちますね!
そして爪切りを片づける場所を用意しておくことで家族も片づけやすくなるのです。
家族はあなたが断捨離をして身軽になっていくのをいちばん近くで見ています。
「快適そうでいいな」と思ってもらえたら伝染間近です!
小さなこどもへの対処法
本の中に子どもは登場しないのでわたしのやり方を紹介しますね!
モノの住所を決めてあげよう
片づける場所を明確にする。
大人にも共通しますが、わたしはこれがいちばん大切だと思っています。
しかし小さな子に「このおもちゃはこの箱、ぬいぐるみはこっちの棚に片づけてね」なんて言っても難しいですよね。
最初は「この箱(ケース・棚)に入れてね」でOK!
遊び感覚で一緒にお片づけをしてみてください!
もちろん最初はうまくいかないことも多々あると思います。
大人でもうまく片づけられないのだから子どもはなおさら。
長い目で焦らず取り組んでくださいね。
そして、成長するにつれて「おもちゃ」「本」「ぬいぐるみ」など分類にチャレンジしてみてください。
遊ぶときはどんどん散らかしてOK!
「せっかくきれいに片づけたのに~!!」って思いますね。
しかし遊んでいる子どもに罪はありませんので温かい目で見守ってあげてください。
親が片づけていると子どもも片づける
今すぐできなくても大丈夫。子どもは少しずつ成長してくれます。
わたしは定期的に子どもと一緒におもちゃや大量の折り紙を「いる」「いらない」と仕分けをしています。(ほとんど「いる」と言われますが…)
ある日突然子どもが「これいるやつ!」「これはいらない!」とひとりで仕分けを行っていたんです。
4歳になってからの出来事です。
すごいぞ!4歳児!
とはいえ、まだまだ散らかしっぱなしの4歳児。
わたしも長い目で見守りたいと思います。
>>>【ミニマリストの子育て】こどものおもちゃどう管理する?
おわりに
今回は「ミニマリスト 捨て変態こと ゆるりまいさん の著書『なんにもない部屋の暮らしかた』」を紹介しました。
実際にゆるりまいさんほど捨てることは難しいかもしれませんが、この本はミニマリストとその家族の軌跡がつまった楽しい本。
断捨離に興味がある、行きづまっている人はぜひ手に取ってみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。