2023年1月14日大阪・吹田メイシアターで開催された、『Hiro Shimono Special LIVE 2020→2023 Everything “WE GO!”』に行ってきました。
下野さんにとっては約3年ぶりとなったライブ。
わたしにとってはアーティスト下野紘を生で見る初めてのライブ。
存分に堪能したので、レポートに残しておくことにします。
※以下、ネタバレを含んだライブレポートとなるのでご注意ください。
『WE GO!』の世界観をそのまま会場に
ホールへ通じる扉の前を通ると、Oasisの『モーニング・グローリー』が聴こえてきた。
下野さんとOasisのイメージにギャップを感じつつ吸い込まれるようにホールに入るとすぐに納得。
ステージ上にはロンドンの街が作り出されていた。
ロンドンと言えばそう、2020年に発売されたアルバム『WE GO!』の世界観がそのまま大阪のステージとして再現されていたんです。
ライブ序盤からひしひしと伝わる想い
「やっと会えたね!」
「みんなの前で歌えて嬉しいよ!」
「楽しんでいってね!」
ライブの序盤から下野さんの「喜び」が爆発していた。
彼の歌が、音が、身体が、全力で喜びを伝えてくれているのが分かった。
それに応えるように、会場のペンライトが光る。
後方の座席だったので残念ではあったけど、「後ろからしか見えない景色」も素敵だったな。
吹田メイシアターぐらいのホールの規模でも、ステージにモニターが設置されていたのは嬉しい驚きだった。
さすがに後方からは下野さんの細かい表情までは分からない。
モニター越しではあっても十分に想いは伝わってきたから。
アルバム『We GO!』からの曲を中心に、所々でお茶目なMCをはさみつつ過去曲も交えて本編が続く。
個人的には大好きな『colors』『I’m Home』『邂逅地点』(ミドルバラードばっかり)は特に気持ちが高ぶってしまった。
下野さんは歌詞の一つ一つをとっても大切に歌うから、胸に響くんだろうな。
「ありがとう」と「ありがとう」繋がる想い
会場が1つになったような、みんなで歌ったような気持ちを強く感じたのが『Running High』。
歌い終わった後に下野さんが、「みんなの声が聞こえた気がする」と言ったのを聞いて「あぁ、伝わってるんだな。」って嬉しくなった。
コロナ渦で声を出したくても出せない。
そんな状況下でも伝わる想いがあるんだなと実感したライブだった。
下野さんからたくさんの「ありがとう」「大好き」を受け取って、「ありがとう」「大好き」を返せた。
それがちゃんと伝わってるという確信が持てた素敵な時間。
そう感じたのはきっと私だけじゃないはず。
本編終わりに「ドスン!」というすごい音が聞こえたので会場がざわつく。
どうやら下野さん転けてしまった様子。
下野さんご無事で良かったです。
大阪公演楽しかった〜っ🤣皆、ありがとうっ‼️
— 下野紘 (@shimono_kousiki) January 14, 2023
そして…下野さんのお尻は、無事ですっ👍
ご安心くださいっ😉#下野紘WEGO大阪 pic.twitter.com/vnTqyOmMVM
ずっと聴いていたいと思ったライブも気づけばアンコールに突入していた。
アンコールも終わり、客電がつき影アナが聞こえてきたときには「本当に終わっちゃうんだなぁ」と寂しくなって退場しかけた。
その途端に下野さんがステージに戻ってきてくれた。
あれは嬉しかったなぁ。なんせピンチを救うヒーローみたいなタイミングで登場だったから。
場内のスタッフさんは慌てていたけどWアンコールに応えてくれた下野さん、ありがとう!
最後に
この景色が 正夢になる
それだけは 何故だろう 知っていたよ
だからこそ 堪えてきたんだ
『邂逅地点』より
わたしは下野さんが「この景色」をステージから見渡す表情が忘れられない。
心の底から嬉しくて嬉しくて泣きそうなあの表情。(実際何度か涙ぐんでいたけれど)
まだ東京公演が控えているけれど、その後もまたアーティスト下野紘としてのステージが見られると信じています。
下野紘と一緒に「もっと知りたい 世界のつづきを」。
\ あの感動をもう一度! /