こんにちは! まにー です。
絵をかくのが好き、切ったり貼ったりするのが好き、本が好き、何かをつくることが好き、そんな「好き」を全部叶えてくれる本がここにあります。
今までこんなのなかった! ページを開いた瞬間にそう感じました。
この記事では、かみ で思いっきり楽しく遊べるちょっと変わった本。「ぺぱぷんたす」を紹介します。
知ってる?『ぺぱぷんたす』
「かみが すきなこ あつまれー!」と表紙に書かれたぺぱぷんたすは2017年、小学館から紙育ムックとして出版されました。
001号では 谷川俊太郎 さん、荒井良二 さん、せなけいこ さんなど豪華な顔ぶれに驚かされます。
対象年齢は4歳から100歳までと記されている通り、子どもから大人まで間違いなく楽しめます。
そしてデザイナーの 祖父江慎 さんがアートディレクションを務めているとあり、「自由でたのしい、そしてスタイリッシュ」な仕上がりです。
変形した表紙の形状からも分かるように、至るところにこだわりを感じます。使用されている紙の種類も様々でその「質感」をも楽しむことができるのです。
ゲームやYouTubeなど「デジタル」な遊びが中心となっている現代。
その中でぺぱぷんたすは かみ で想像力を働かせとことん遊び倒す「アナログ」の楽しさを存分に味わうことができますよ。
『ぺぱぷんたす』の中身をこっそりのぞいてみよう!
A4サイズの本の中身は、一言でいうと「遊びごころ」がぎゅうぎゅうに詰まっています。
表紙を開けば 谷川俊太郎 さん作の「ぺぱぷんたすのうた」が掲載されていて、これからはじまるワクワク、ドキドキ、ニコニコな かみの世界 への招待状のように感じました。
やぶっても、おっても、かいても、はってもだいじょうぶ!なぺぱぷんたすで自由に遊んでみましょう!
001号より
「きってよむ パラパラえほん」
『たいようオルガン』や『はっぴぃさん』などでおなじみの絵本作家 荒井良二 さんの作品。
子どもがまだはさみを上手に使えない時期だったので、切り目はぐちゃぐちゃ、びりびり状態。
しかしそんなことは気にしません。
色鮮やかな動物や人、風景、単語が描かれていて、パラパラめくって上下の絵をいろいろな組み合わせで楽しむことができます。
「おはなしげきじょう」COCHAE さん作
折り紙大好きな子どもに「〇〇折って!」とよく言われ挑戦してみるも、むずかしくてギブアップ・・・。そんな経験もあり、鶴以外は苦手。
そんなわたしでも作れました。
金太郎や、ももたろう、白雪姫などの登場人物(動物)が子どもといっしょに簡単に作れましたよ。
002号より
「らくがき★こらぼ」 五味太郎 さん作
ページの隅に 五味太郎 さんの絵と文章が書いてあり、余白に読者が書きたして完成させる。というなんとも贅沢なコラボページ。
全15ページにもわたりボリュームたっぷりにらくがきを楽しめます!
子どもは五味太郎さんの絵本はよく読んでいるので、絵になじみがあり、楽しめたようです。
「ガーガーマスクとビリビリマスク」 明和電機 さん作
2種類の紙を使って おとをひびかせる 遊びができます。
その名の通りアヒルのような「ガーガー」と鳴るマスク。ロボットのような「声がビリビリする」マスクが作れます。
使用する素材や、形でいろんな音が出せるなんて楽しいですね!
おわりに
もっと自由に、もっとめちゃくちゃに!
子どもに対してそう思いながらもついついブレーキをかけてしまう大人。
この本で遊ぶ時くらいは思いっきりめちゃくちゃくさせてあげたいですね。
ぺぱぷんたすを知らない人、興味はあるけど購入したことが無いという人もたくさんいると思うので、ちょっとした プレゼントやお土産 にもおすすめです。
どの号からでも遊べるよ!
最新号は006!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ手に取って遊んでみてください!
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